海外安全対策情報(四半期毎更新)

【平成30年4月~6月】
 

1 社会・治安情勢
  私立南アジア技術・医学学院(SAITM)を巡るコロンボ市内での抗議活動や郵便部門でのストライキ等が頻発した。6月には,拘留されていたニャーナサーラ・ボドゥ・バラ・セーナ(BBS)事務総長の釈放を求めてコロンボ市内で抗議デモが発生したが,いずれも大きな社会混乱には至らなかった。
  
2 一般犯罪の傾向
(1)一般犯罪
   報道によれば,本年1月から5月までの間,銃器犯罪によりスリランカ内で33人が死亡し,被疑者17人が逮捕された。
6月12日深夜には,ウワ州の仏教寺院内で,住職他僧侶1人が内部対立に起因して拳銃で撃たれ,負傷する事件が発生した。
(2)邦人被害事案
ア 4月中旬,成田発コロンボ行きのスリランカ航空機内で,荷物棚にバックを収納して就寝したところ,盗難被害は無かったものの,中国人風の男性に故意にバッグのチャックを開けられた。
イ 5月上旬,南部州ベールワラから空港に向かうタクシーで,他客と同乗させられたにもかかわらず,料金を重複して徴収された。
ウ 5月上旬,コロンボ市内でシナモンレッドホテルのマネージャーを名乗る男に車で土産物屋に連れて行かれ,不要な物を買わされた。
エ 5月下旬,コロンボ市街地のフォートバス停で降車したとき,スリに遭い現金とパスポートを盗まれた。
(3)邦人以外の被害事案
ア 4月上旬,南部州マータラのサーフィンバーで,旅行中のオランダ人女性2人が,スリランカ人男性の集団からわいせつ行為を受けた。
イ 5月上旬,東部のトリンコマリー港に寄港していた米海軍所属の女性2人が,滞在先ホテルの従業員からわいせつ行為(未遂)を受けた。
ウ 5月中旬,コロンボ市内で,英ラグビー選手2人がナイトクラブから戻った後,呼吸困難に陥り死亡した。
エ 6月中旬,中部州のアウトドア自転車レース中,ネパール人男性が川に転倒し死亡した。
オ 6月中旬,東部ウワ州の線路上で,旅行中のスコットランド人女性2人が,現金等の強盗にあった。
カ 6月中旬,南部高速道路上で,オーストラリア人家族の乗ったバンが道路脇に駐車中のローリーに衝突し,母子が死亡した。
 
3 テロ・爆弾事件発生状況
 今期における発生はなし。
 
4 誘拐・脅迫事件発生状況
  今期における発生はなし。
 
5 日本企業の安全に関わる諸問題
  進出日本企業の安全に直接影響を及ぼす事案は発生していない。