○はじめに
このページでは一般旅行者向けの安全情報を提供しております。海外では各自が「自分の身は自分で守る」という精神に則って防犯対策をとって下さい。
また外務省海外安全ホームページ渡航関連情報等を、あわせて参照されるようお勧め致します。なお、個人では収集困難な治安情報については、大使館から情報を入手されると共に、万が一事件に巻き込まれるような事があった場合には、大使館と緊密に連絡を取られることをお勧め致します。
○最近の犯罪発生状況
物価高騰等、経済状況の悪化を反映して、一般的な金銭目的の犯罪が増加傾向にあります。特に武器を使用した凶悪犯罪が増加傾向にあり、凶悪犯罪に巻き込まれる可能性があり注意が必要です。
またスリランカでは、外国人が犯罪の被害にあうケースは少ないとされていましたが、最近では空き巣やひったくり等にあう事件が発生しておりますので、注意が必要です。
○一般犯罪への注意
1.スリ・置引き
被害は、混雑したバスの中、催物の見物会場などの場所で発生しています。
対策としては、以下の点にご留意下さい。
・ 多額の現金を所持している振りをしたり、支払い外の現金を見せたりしない。
・ 身体を押されたり、触られたりしたら、直ぐに所持品をチェックする。
・ 現金はいくつかに分けて所持する。特に混雑したバスの中では、小銭はポケ ットなどに入れておき、大金は手の届かないバック等の中にしまっておく。
・ 混雑した場所では、手荷物は常に身近に置いておく。
2.窃盗、空き巣
滞在中のホテルの客室において外国人旅行者がビデオカメラや現金などを盗難にあうケースが増えています。貴重品はセーフティーボックスに入れるかフロントに預けることが必要です。
3.その他の犯罪
最近コロンボ市内では、ナイフ等の凶器を用いた路上強盗が増加傾向にあります。そのほとんどは夜間において帰宅途中の会社員が襲われるケースです。夜間人通りの少ない場所での一人歩きはなるべく避けましょう。
またスリランカでは比較的簡単に麻薬が入手できるため、過去に邦人旅行者が手を出し、警察に逮捕されるケースがありました。麻薬に関する甘い誘いには十分注意が必要です。
○交通
1.交通事情
当国の交通事情は、日本人から見ると、標識・信号が少なく、また、陸橋・横断歩道も少ない等、交通関係の施設が充実しておらず、道のいたる所で歩行者が横断します。右側優先がいわば唯一の交通規則で、スピードの出し過ぎ、無理な割込みや追い越し、方向指示を出さないドライバーが多い等、慣れるまでは交通マナーの悪さに戸惑うことが多々あります。
当国には車検の制度がありませんから、相当古い車やヘッドライト・方向指示器・ストップランプ等が故障した車が多いので注意を要します。夜間は街灯が少なく暗いので、ハイビームのまま走っている車が多く、まぶしくて目が眩むこともあります。その中を無灯火の自転車や牛車が走っていたり、人や犬・牛等の動物の飛び出しがあったりで、大変危険ですから、夜間の運転には特に注意が必要です。
当国の道路は一部の主要幹線を除いて、一応舗装はされているという程度の凹凸道路が多く、運転する際には道路状況にも気を付ける必要があります。
このような交通事情ですので、一般旅行者の方はなるべくご自身で運転しないことをお勧めします。
2.事故対策
前述のように、ストップランプや方向指示器を使用できない故障車が多く、また、使用できても方向指示器を使わずに右・左折する車もよく見かけますから、周囲の車の動きをよく観察すると共に、スピードを控えて車間距離を十分に取り、常にディフェンス・ドライブ(防衛運転)に心掛けましょう。
夜間は、スピードを余り出さないことが第一です。また、少し遠回りになっても照明が十分な道路を利用するようにしましょう。
小さな子供を路上で遊ばせたり、一人歩きをさせたりすることは絶対いけません。必ず誰かが付き添いましょう。
3.事故にあった場合
不幸にして事故を起こしてしまった場合には、直ぐに車を止め、警察が許可するまで動かしてはいけません。怪我人が出た時には救急車を呼ぶなり、タクシーで最寄りの病院に運ぶ等の処置を取ります。外国人が事故を起こすと興味本位で大勢の人が集まって来ますが、特に、敵愾心を持ってはいないので、余り神経質にならないようにしましょう。
示談については、相手側に妥当な補償金を要求することは非常に難しいのですが、逆に外国人と見ると相手側から多額の補償金を要求される場合があるので、事故を起こした際は、必ず警察に連絡し、事故証明を取っておく必要があります。
4.交通合図等(慣習)
・パッシング(こちらが右折しようとしている場合等)
→対向車がパッシングをしたら「お先にどうぞ」の合図ではなく、「こちらが強引に進むので邪魔するな」の合図。
・ 前の車のドライバーが窓等から手を出し、前後に動かす。
→「追い越して、先に行け」の合図。この合図を出すのは、速度の遅い大型車のドライバーに多い。
・ 前の車のドライバーが窓等から手を出し、上下に動かす。
→「速度落とせ」の合図。
・ 前後にL(白地に赤い文字)マークを付けた車
→自動車免許教習中の車なので速度が遅く、よく交通渋滞の原因になる。
5.検問
1985年には日本人旅行者が、警察の検問を車で突破したために発砲を受け、死亡したという事件がありましたが、98年にも警察が検問所で通学用バンに発砲、し、幼稚園児2人を含む3人(スリランカ人)が重傷を負うという事件が起こっていますので検問には必ず応ずるように留意して下さい。また、検問をしている警察官又は兵士の中には十分な教育を受けておらず、外国人に対して横柄な態度をとる者もいますが、検問には素直に応じて、反抗的な態度等はとらないように注意して下さい。
○緊急連絡先(電話番号)一覧
| ・警察 |
| 緊急通報 |
2433333 |
| ・消防・救急車 |
2691111 |
| ・救急病院 |
| ナショナルホスピタル |
2691111 |
| (24時間救急車を呼ぶことができます。) |
| ナワロカホスピタル |
2544444~9 |
| アポロホスピタル |
4530000 |
| ・出入国管理局 |
2503638 |
| ・観光案内所 |
2437060 |
| ・日本人会事務局 |
2435784 |
○緊急時の言葉
「泥棒」=ホレック
「助けて」=ヘルプ
「警察」=ポリースィヤ
「警察を呼んでくれ」=ポリースィヤ・カターカランナ
「パトカー」=ポリスカール
「救急車」=アンビランス
|