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医療事情

衛生・医療事情一般

かかりやすい病気

健康上心掛けること

病気になった場合

医療体制

衛生状態

帰国後

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○衛生・医療事情一般
 スリランカは熱帯地域に位置し、年間平均気温は27度前後でほぼ一定しています。季節は、5月から9月の南西モンスーン季(西海岸)と11月から3月の北東モンスーン季(東海岸)の2つの時期に大きく区分され、この2つのモンスーン季に大量の降雨があります。年間を通して高温多湿のためウイルスや細菌などの感染症(特に呼吸器、消化器系)に気を付ける必要があります。
 医療機関は外国人がよく利用する病院はいくつかありますが、大きな手術等が必要な時にはシンガポールやタイで治療を受けた方が良い場合もあります。移送費や医療費も高額なため、海外旅行障害保険に加入することをお勧めします。

○かかりやすい病気
(1)デング熱
 ネッタイシマカが媒介し、ごく少数ですが、デング出血熱と呼ばれる重篤な状態になることがあります。昼間吸血されることが多く、コロンボで多発します。
(2)A型肝炎
 食事や水から感染することが多い。特にモンスーン季(雨季)に多発。予防接種を受けておくことが望まれます。
(3)狂犬病、フィラリア、日本脳炎、腸チフス、レプトスピラ症、赤痢なども注意が必要です。

○健康上心掛けること
 生水は避け、煮沸、ろ過したものを飲むかミネラルウオーターを飲用しましょう。
 暑さのため、体力を消耗し易いので、睡眠を十分にとり、疲れを残さないようにしましょう。
 蚊によって媒介される病気が多いので、出来るだけ蚊に刺されないように注意して下さい。虫よけスプレーやマット式蚊取り線香は有効です。

○病気になった場合
 国公立の病院は外国人でも医療費は無料となっていますが、一般的にプライベートの病院の方が医療設備、医療スタッフ、清潔さにおいて優っています。

○医療体制
 コロンボには私立の比較的設備の整った病院があり、心臓外科等比較的大きな手術も行われています。病院はオープン方式といって日本とはシステムが異なり、病院に固定している医師は少なく、多くの医師はいくつも病院を掛け持ちしています。受診方法も最初にお金を払ってから診察が始まります。この際VISA、MASTERなどのカードが使えます。また、日本語はほとんど通じず、英語のみと考えて下さい。

主要な病院の連絡先は以下の通りです。
(1)ナワロカ病院(NawalokaHospital)
住所:23Deshamanya H.K.Dharmadasa Mawatha,Colombo2
電話:230-4444,557-7111
概要:プライベートの総合病院。救急外来は24時間対応。
日本人相談室があり、コーディネーターが英語ですが相談に乗ってくれます。

(2)ランカ病院(Lanka Hospital)
住所:578,Elvitigala Mawatha,Colombo5
電話:453-0000
概要:近代設備の整った総合病院。救急外来は24時間対応。

(3)アシリ外科病院(Asiri Surgical Hospital)
住所:21,Kirimandala Mawatha Narahenpita,Colombo5
電話:452-4400
概要:近代設備の整った総合病院。救急外来は24時間対応。

(4)アクシデントサービス(Accident Service,National Hospital of Sri Lanka)
住所:Regent Street,Colombo10
電話:269-1111
概要:国立の外傷専門病院。24時間救急対応。特に交通事故の場合は、必ずここに運ばれることになっています。
緊急処置に対してのレベルは高い。

○衛生状態
雨季に入り雨が続くと場所によっては下水道などのインフラが整っていないため、トイレなどの下水を含め道路は洪水のようになります。コレラ、サルモネラ、A型肝炎、レプトスピラ症などの水系感染症は容易に広がります。特に、雨季には食物、水について十分な注意が必要です。
また、上水道の水をそのまま飲料水として利用することは不適切で、ミネラルウォーターか濾過煮沸した水を使用する必要があります。当国には外国製のミネラルウォーターが比較的大きいスーパーマーケットで販売されています。

帰国後
原因不明の発熱や下痢に見まわれた場合には、すぐに熱帯医学に理解のある医療機関を受診することが大切です。その際、海外渡航歴を医師に伝えることが重要です。



外務省ホームページの「世界の医療事情」も参考にしてください。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/asia/srilanka.html