キャンディ市下水道整備事業における下水処理施設開所式
2021/11/17
11月17日水越英明大使はキャンディ市に建設された下水処理施設の開所式に、出席しました。式典には首相府と今般キャンディ市に新たに整備されたガンノルワ下水処理場をオンラインで繋いで開催され、マヒンダ・ラージャパクサ首相の他、ワースデーヴァ・ナーナーヤッカラ上水大臣、ラリット・ガマゲ中央州知事をはじめとするスリランカ側関係者が参加しました。
日本は2001年からキャンディ圏において浄水場をはじめとする給水設備を整備し、上水普及率を改善するなど水分野への支援を続けています。
この度、2010年3月に決定された約140億円の円借款により、下水処理場建設と衛生施設整備が完成し、現在各家庭への戸別接続工事も実施中で、将来的に下水処理を通じた居住・衛生環境の改善が期待されます。
水越大使は、「日本は主要な開発パートナーとして、スリランカの経済成長と人々の幸福のために尽力してきました。今回のプロジェクト支援は、スリランカの伝統と日本の技術が見事に融合したものであり、来年の外交関係樹立70周年に向けて、歴史的に緊密な二国間関係を象徴するものでもあります。」と述べました。