ムライティブ県ココナツ油精製施設整備に対する支援 (草の根・人間の安全保障無償資金協力)

令和3年2月9日

  
 

 日本政府は、テック・セイロン・ソーシャル・ベンチャーズ(Tech Ceylon Social Ventures Guarantee Limited)によるムライティブ県におけるココナツ油精製施設整備に対し、供与額総額約730万円(66,648米ドル)の草の根・人間の安全保障無償資金協力(「草の根無償」)による支援を行うこととしました。
2月9日、杉山明駐スリランカ日本国特命全権大使は、日本大使公邸において、先方ナダラージャ・センティルローバン運営代表(Mr. Nadarajah Senthilruban, Operations Director)との間で本支援に係る供与契約書への署名を行いました。
 

      


支援により、ムライティブ県の3つの共同組合(ヴィスヴァマドゥ、トゥヌカイ、ネドゥンカニ)内にそれぞれココナツ油精製所を整備することにより、同共同組合内でココナツを生産する世帯約5,000名の生計向上、内戦の影響を受けた同共同組合の運営面の強化に寄与するとともに、北部州での伝統的産業活動の発展に寄与することが期待されます。