海外安全対策情報(四半期毎更新)

海外安全対策情報
【平成30年7月~9月】
 

1 社会・治安情勢
  9月5日,マヒンダ・ラージャパクサ前大統領率いる野党連合による反政府デモがコロンボ市街で行われた。デモ隊は,同日夕方,ヒルトンコロンボ近くのレイクハウス・ラウンドアバウトに終結し,集会は深夜まで続いた。野党陣営は,現政権が機能していないことをアピールするため,スリランカ各地から支持者をコロンボに集結させたが,警察による厳重警備の下,混乱なく終了した。
  9月中旬には,スリランカ警察テロ捜査担当副長官による大統領暗殺計画の容疑が浮上し,同副長官及び関係者が取調べを受けた。
  
2 一般犯罪の傾向
(1)一般犯罪
   スリランカ全土における犯罪の減少傾向の中,北部州の一部では,刀を使用したギャングによる強盗,誘拐等が再燃した。これら犯行は,市民に向けられるもののみならず,ギャング同士の抗争も認められる。
被疑者の多くは若者であるが,逮捕後に釈放されては再びギャングに戻り,犯罪を繰り返している傾向がある。
(2)邦人被害事案
ア 7月下旬から8月下旬までの間,コロンボ市内の留守中アパートに出入りした清掃員に,置いてあった食料の一部を消費された。
イ 8月上旬,コロンボ市内において夜間,女性2人が徒歩で帰宅途中,スリランカ人男性に執拗に声を掛けられ,痴漢被害に遭いそうになった。
(3)邦人以外の被害事案
ア 7月下旬,ノルウェー人女性がコロンボ市内のホテルで強姦を受けた。
イ 7月下旬,ドイツ人女性が南部州のマッサージ店で,わいせつな行為を受けた。
ウ 9月中旬,イギリス人男性が南部州のミリッサ海岸で遊泳中,溺死した。
エ 9月下旬,中国人女性が中部州ヌワラエリヤのホテル3階から転落し,死亡した。
3 テロ・爆弾事件発生状況
 今期における発生はなし。
 
4 誘拐・脅迫事件発生状況
  今期における発生はなし。
 
5 日本企業の安全に関わる諸問題
  進出日本企業の安全に直接影響を及ぼす事案は発生していない。