海外安全対策情報(四半期毎更新)

2021/7/2
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海外安全対策情報
【令和3年4月~6月】

 

1 社会・治安情勢
(1)新型コロナウイルス感染症に関し、スリランカでは、令和2年1月27日に初めて国内で感染が確認されて以降、厳格な感染予防措置により流行が抑えられていたが、令和3年4月のシンハラ・タミル正月を基点とする感染拡大を受け、現在までの累計で感染者は25万7千人を、死者は3千人を超えた(6月30日現在)。感染事例は国内各地で確認されているが、西部州が最も感染者数が多い。
   なお、昨年来、西部州を中心に多くの地域で断続的に外出制限が発令されてきたが、5月中旬から発令された全国的な外出制限については緩和され、6月30日現在、州を跨ぐ移動の制限及び局所的な外出制限のみが課せられている。
(2)令和2年3月19日、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、スリランカ政府は国内の全ての国際空港における全到着便の受入れ業務停止を発表し、これに伴いスリランカ航空を含む航空各社の欠航が相次いだ。その後、本年1月21日に商用便の運行が再開されたが、入国に際しては、PCR検査の陰性証明書の提出や14日間の隔離等一定の手続を踏む必要があり、また、各国における新型コロナウイルス変異種の感染拡大に伴い特定の国からの入国を禁止する措置を講じるなどしており、最新情報の入手に努める必要がある。
(3)政治面では、現政権は国会において3分の2に迫る議席を有するなど、安定した政権基盤を有しているが、ワクチン調達及び景気回復を含む新型コロナウイルス感染症への対策が現政権の喫緊の課題となっている。
 
 
2 一般犯罪の傾向
(1)一般犯罪
 スリランカ警察の犯罪統計部門によれば、全国的な外出制限の影響を受け、直近3か月の犯罪発生件数は減少傾向にあり、目立つのは外出制限違反による検挙である。また、在宅傾向が強いため、家庭内暴力事件が増加傾向にある。
 薬物事犯では、大麻・ヘロインのほか、覚醒剤の押収量が増加しており、スリランカ警察では危機感を抱いている。
(2)邦人被害事案
今期における発生はない。
(3)邦人以外の外国人被害事案
観光客減少に伴い、外国人に対する犯罪数は減少している。
 
3 テロ・爆弾事件発生状況
今期における発生はない。
 
4 誘拐・脅迫事件発生状況
今期における発生はない。
 
5 日本企業の安全に関わる諸問題
  今期における発生はない。