スリランカにおける女性と若者のための性及び生殖に係る健康へのサービス向上に向けた支援(無償資金協力)
令和3年3月29日

3月29日、杉山大使は、ナッケンUNFPAスリランカ事務所所長とともに、スリランカ保健省家族健康局で開催された、UNFPAに対する我が国平成30年度対スリランカ無償資金協力「女性及び若者のための性及び生殖に係る健康及び権利並びに性別に基づく暴力に係る情報及びサービスへのアクセス改善計画(PROMISES)」に係る式典に出席し、フェルナンドプレ・プライマリヘルスケア・エピデミック・COVID抑制担当国務大臣に対し、保健省と32か所の女性と若者向けの保健センターで活用される機材等の引き渡しを行いました。


今回の機材引き渡しにより、家具やオンライントレーニング用のIT機材が事業対象地の保健センターに供与され、コロナ禍においても滞ることなく、医療従事者及び職員の能力強化が図られることで、スリランカにおける平和や開発の主要な担い手である女性と若者へのサービス向上に貢献することが期待されます。


日本は、2018年より、G7女性・平和・安全保障(WPS)イニシアティブの下、スリランカのパートナー国として、女性の意味ある参画を進めることを目指して、これまで計600万米ドルの支援を行っています。