UNICEFとWFPを通じた300万米ドルの緊急人道支援(緊急無償資金協力)
令和4年5月20日

日本政府は、スリランカの医薬品と食料品の緊急調達を支援するために、UNICEF(国連児童基金)とWFP(国連世界食糧計画)を通じた300万米ドルの緊急人道支援を行うことを決定しました。
スリランカでは、経済危機に伴う外貨準備高の不足により、救命医薬品や食料品などの生活必需品の輸入・供給が困難な状況となっています。
UNICEFを通じた150万米ドルの支援により、今後2カ月以内に緊急で必要とされる25種類の救命医薬品を調達し、120万人以上の人々の救命医療サービスの改善に活用される予定です。
また、WFPを通じた150万米ドルの支援により、栄養強化米、ダール、油など3カ月分の必須食糧を調達し、約1.5万人の都市・農村部の家庭及び全国の学校給食プログラムを利用する約38万人の児童に提供します。
70年にわたるスリランカの友好国として、日本政府は本支援を通じてスリランカが国難を克服する一助となることを祈っています。