経済危機に対応するための必須食料品の第一弾が到着(緊急無償資金協力)
令和4年9月1日

8月29日、日本政府が国連世界食糧計画(WFP)経由で調達した食料援助の第一弾が、水越大使からフェルナンド貿易・商業及び食糧安全保障大臣に引き渡されました。

経済危機に直面しているスリランカでは、現在人口の約30%に当たる600万人以上が深刻化する食糧危機に直面しています。本無償資金協力を通じて、米、レンズ豆、油など総額150万ドルの物資が、WFPを通じて38万人の子供たちの学校給食プログラム及び都市部・農村部の1.5万人の人々に提供されます。

水越大使は、「WFPの迅速な調達により、本日、食料物資の第一弾を引き渡すことができ、大変光栄に思う。この食料は、未曾有の経済危機の中、食料不足と食料価格の高騰により、極めて厳しい状況にある全国の脆弱な家族や子どもたちに届けられる予定である。この人道支援が、食料を必要としている全ての人々の日々の栄養摂取の一助となることを心から願っている。」と述べました。