温室効果ガス削減のための二国間クレジット制度に関する二国間協力に署名

令和4年10月10日

2022年10月10日、水越大使は、大統領府にてアニル・ジャシンハ環境省次官とともに、アハメッド環境大臣立会いのもと、日本とスリランカ二国間の低炭素成長パートナーシップのための二国間クレジット制度(JCM)に関する協定に署名しました。この枠組みのもと、日本が誇る脱炭素技術やインフラの投資・技術移転、再生可能エネルギーの導入を通じて、温室効果ガスの排出削減を図り、スリランカの持続可能な発展に貢献します。
 

日本政府は、2011年から途上国との間でJCMについて協議しており、スリランカは23か国目のパートナー国となりました。このパートナーシップの下、日本はスリランカの持続的な経済成長及びスリランカ政府が掲げる2050年までのカーボンニュートラルに向けた排出量削減目標を達成するために、日本政府による資金援助及び日本企業からの投資・技術移転を支援します。
 


日本とスリランカが外交関係樹立70周年を迎える今年、日本はこのパートナーシップのもと、環境・エネルギー分野での支援を通じてスリランカの持続可能な経済成長にさらに貢献し、地球規模の気候変動に共同で対処していきます。