マヒンダ・ラージャパクサ首相と水越大使がバンダラナイケ国際空港改善事業フェーズ2パッケージBの完成式典に出席

令和3年11月25日
 
   
 
 11月25日、水越英明大使は、バンダラナイケ国際空港開発プロジェクトフェーズ2(パッケージB)の完成式典に出席しました。マヒンダ・ラージャパクサ首相、プラサンナ・ラナトゥンガ観光大臣、ナマル・ラージャパクサ開発調整監視大臣及び青年・スポーツ大臣、D.V.チャーナカ航空及び輸出区域開発担当国務大臣をはじめとする関係者がこの記念すべき式典に出席しました。
 
日本政府は、スリランカにおける物流・旅客輸送のハブとしてのBIAの重要性を認識し、1984年から1988年まで、また、1999年から2007年と段階的にBIAの開発を支援し、施設の拡張・改修、航空管制機器の近代化、貨物ターミナルビルの建設などを行ってきました。
 
今回完成したパッケージBには、航空機の駐機場(エプロン)、誘導路、航空貨物倉庫、輸入品仕分けビルなどが建設されています。また、現在施工中のパッケージAでは、旅客ターミナルビル、桟橋、立体駐車場が建設中であり、これらの開発が完了すると、BIAの旅客処理能力は年間1,500万人に増加します。
 
 
  
 
 水越大使は、「このプロジェクトにより、スリランカへのゲートウェイとしてのBIAの能力が大幅に強化され、スリランカでのビジネス活動や観光が促進されるとともに、スリランカだけでなく、より広いインド洋地域の航空交通のハブとしての役割を果たすことになります。」と述べました。
 
来年、日本とスリランカは外交関係樹立70周年を迎えますが、今回の共同事業は、両国の長期にわたる経済関係をさらに強化するものです。