紅茶農園の子どもたちに対する支援(草の根・人間の安全保障無償資金協力)

令和6年3月15日

3月13日、水越英明駐スリランカ日本国特命全権大使は、当地NGOのADRA(Adventist Development and Relief Agency)の代表Mr. Matthew Whittyとの間で、草の根・人間の安全保障無償資金協力(GGP)によるプロジェクトの贈与契約書への署名を行いました。


日本政府は、ヌワラエリヤにある紅茶農園の子供達が通うMinnah Tamil Vidyalaya小学校の校舎を改善(既設校舎のリノベーション、新たな校舎の新設及び図書室の整備等)するため、GGPを通じて総額70,916米ドルをADRAに供与します。


日本政府は、これまでに、GGPプログラムの下、主に紅茶農園に居住する脆弱なコミュニティの福祉と人間の安全保障の向上を目的とし、中部州で19件のプロジェクトを実施してきました。

水越大使は、本署名式典において、「生きる力」を育む基礎教育の重要な役割を強調し、今後も政府機関やNGOと協力してスリランカの繁栄と安定を支援することを表明しました。


また、ADRAの代表は、このプロジェクトの役割や重要性を改めて強調するとともに、当該支援を実現した日本政府の取り組みに感謝の意を述べました。