洪水・地滑り被害に対する緊急援助物資引渡式の実施

令和6年12月7日

12月4日、日本政府は、スリランカにおける洪水・地滑り被害に対し、同国政府からの要請を受け、国際協力機構(JICA)を通じ、緊急援助物資(テント230張、プラスチックシート30巻、スリーピングパッド1,300枚)を供与することを決定しました。

    

12月7日夜、バンダラナイケ国際空港で引渡式が開催され、磯俣大使からトゥヤコンタ国防次官へ緊急援助物資を手交しました。
 
磯俣大使は挨拶で、被災者への深い哀悼の意とお見舞いを伝えるとともに、日本は常にスリランカとその人々に寄り添い、必要な時に支援の手を差し伸べるという揺るぎない決意を新たにし、また、緊急援助物資が一刻も早く被災者のもとに届けられる必要がある旨を強調しました。


今回の緊急支援の他、我が国が拠出している国連人口基金(UNFPA)のプログラムを通じて、北部及び東部の被災女性へ緊急キットを配布しました。また、JICAも北部に衛生用品や必需薬品を配布しました。