小児がん緩和ケアセンターへのヒーリング・ガーデンの引渡(草の根・人間の安全保障無償資金協力)

令和7年2月15日

2月15日の国際小児がんデーに、磯俣秋男駐スリランカ日本国特命全権大使は、草の根・人間の安全保障無償資金協力(GGP)のもと、当地NGOのIndira Cancer Trust(ICT)が運営する小児がん緩和ケアセンター「SUWA ARANA」に設置されたヒーリング・ガーデンの引渡式に出席しました。


ICTの代表は、がんが心・身体・精神に影響を与えることを強調しながら、このヒーリング・ガーデンが包括的な癒しの場として、患者やその家族が安らぎを得て、新たな活力と力を見出す空間となることの意義を述べました。


礒又大使は、本プロジェクトが患者やその家族の不安を和らげ、尊厳を持って幸せに過ごせる環境づくりに貢献したことを喜ばしく思うと述べるとともに、日本の小児ホスピスとの交流などを通じて、今後もスリランカにおける緩和ケアの環境整備が促進されることを期待する旨を述べました。